TOS計画工房


ティモ－ネ（共同住宅･自邸）所在／東京都墨田区設計／高杉政宏施工／ナカノコーポレーション敷地面積／185m² 延床面積／752m² 構造規模／RC造7階建竣工／1995年撮影／米倉栄治	6・7階にオーナー住宅がある共同住宅である。将来の生活の変化に対応できるように7階部分を木造としている。また、居間を中心として家族全員の気配が感じられる空間としている。また、賃貸部分でも将来の時代の変化に対応できるよう戸境壁を撤去可能にし、梁を偏平にし圧迫感を少なくして1フロア全体を事務所としても使用可能にしてある。


光が丘の家所在／東京都練摩区設計／高杉政宏施工／共栄工務店敷地面積／125m² 延床面積／128m² 構造規模／RC造2階建竣工／2006年撮影／コウ写真工房	全体の計画としては、東南方向に空間を作るするために建物をＬ字型とし、通風・採光を確保した。1階の子供室では、廊下と子供室の間の建具を引戸にし普段は解放できるようにして、南から北への風の流れを作った。2階の居間・食堂では南面に大きな開口を開け、また北面にも開口を設けている。その距離が適当にある為、うねりのある風が発生し隅々まで行き渡りそうである。また居間にはハイサイドライトを設けている為、縦方向の風の流れも生じる。


北砂の家所在／東京都江東区設計／高杉政宏施工／上條建設敷地面積／74m² 延床面積／148m² 構造規模／RC造3階建竣工／2003年撮影／コウ写真工房	大きな通り（丸八通り）から数軒入った前面道路4Mに面する敷地である。附近は2~3階の住宅の密集地である。1階に駐車場・寝室、2階に居間・食堂・台所・客室、3階に子供室を配置している。密集地域にあるため、採光・通風を採り入れにくい。そのため、3階に光庭を設け、子供部屋の通風・採光を確保し、2階の食堂の採光を光庭のトップライトより採っている。また、居間と食堂のあいだをスキップさせ、居間の天井を高くとるなど空間に変化を与えている。


リヴュール・ツムラ所在／東京都墨田区設計／高杉政宏施工／上條建設敷地面積／145m² 延床面積／954m² 構造規模／SRC造10階建竣工／2006年撮影／コウ写真工房	1~3階が店舗、4~10階が共同住宅という構成である。低層部の外壁はジョリパッドにして自然にやさしい雰囲気と時間が経つにつれ味わい深くなってくれたらと思う。高層部はモザイクタイル貼としてカチッとした雰囲気にした。また、ダイナミックに変化している街に建つ為、その変化に追従しやすいように、できるだけ階高をとり、多用途に変更可能にした。


リヴュール太平WEST 所在／東京都墨田区設計／高杉政宏施工／上條建設敷地面積／259m² 延床面積／1137m² 構造規模／RC造6階建竣工／2007年撮影／コウ写真工房	リヴュール太平EASTと同時着工・竣工である。南側に4メートル、西側には11メートルの道路がある敷地である。建物の構成としては、1階が駐車場、2階が保育所、3~5階が看護士の寮、6階がオーナー住居である。屋上には、オーナーの趣味の菜園や果樹園がある。 2階に入居している保育所のためのアプローチとしての階段があり、その廻りも植栽がある。


リヴュール太平EAST 所在／東京都墨田区設計／高杉政宏施工／大成ユーレック敷地面積／577m² 延床面積／1744m² 構造規模／RC造6階建竣工／2007年撮影／コウ写真工房	オーナーより｢何か地域に貢献できるものを建てたい｣と言う相談があり、1年くらいの間何が良いか、その事業の可能性などを検討し都市型のグループホームを中心とした福祉施設に決定した。1階に管理部門、2階にディサービス、3･4階にグループホームとし、5階は敷地の前にある病院の健康管理センター、6階はその病院の看護士さんの寮という構成である。入所者にやさしい建物とするのは当然のことであるが、地域に対してもやさしい建物を目指した。


サンライズ荒川所在／東京都墨田区設計／高杉政宏施工／上條建設敷地面積／125m² 延床面積／523m² 構造規模／RC造6階建竣工／2006年撮影／コウ写真工房	同敷地に建つ2棟のうちの1棟を解体し賃貸用の共同住宅を建てたものである。両隣・奥共ぴったり家が建っているため1階の居住環境は良くない。その為、1階はエントランス・駐車場とし、2~5階は賃貸住宅、6階にはオーナーである老夫婦の住居とした。また、同敷地の隣の建物も建ててから年月が経っており取壊し増築する可能性が高い。そのときのことを考えて計画した。EVと避難階段が共有でき、面積が大きくなっても可能な設備をあらかじめ設けている。


アルファ動物病院所在／東京都葛飾区設計／高杉政宏施工／上條建設敷地面積／83m² 延床面積／266m² 構造規模／RC造4階建竣工／2002年撮影／コウ写真工房	敷地が直角三角形の形をしており、長辺がバス通りに面している。1階を駐車場、2階を動物物病院、3・4階を住宅に使用している。住宅は家族構成から、どうしても2フロア必要になった。そして、日影規制の関係から高さを10M以下にしなければならなかったため階高を小さくするために天井はコンクリート打放しにした。深みのあるコンクリートの天井は大変好評であった。